
3月11日に6歳上の兄がガンで逝ってしまいました。
独り者の兄であり、最後は私が見送りしなければとの 思いでいました。
ところが肝心の私が3月7日に兄の見舞いに行く途上、 「脳出血」で救急搬送・入院となり、結局兄の死を教 えて貰ったのは、死後2週間経ってからのベットの上 ででした。
遺品の中から「穏やかな死に医療はいらない」萬田緑平 朝日新書 を見つけました。
これは患者さんが「さよなら」といったら、「そんな こと言わないで、がんばって」って答えるかわりに 「ありがとう」と言ってあげて下さいという本です。
「今年一年は無理といわれた」と兄に告知したのは、 すでに今年の2月になっていましたが、伝えて良かっ たと思っています。
『頑張らなくていいんだよ』と、兄との(看取ること は出来なかったが)お別れはキッチリ出来たと思って います。 |
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